株式会社プレシャスパートナーズは、2022年に卒業する学生を対象に「オンライン面接に関する調査」を実施した。調査結果は以下のとおり。
オンライン面接が始まる前に整えた・準備したものを尋ねたところ、「Wi-Fi環境の整備」が37.3%で最多であった。次いで「オンライン用のメイクや髪型・服装などの研究」36.1%、「部屋の模様替え」35.3%と続く。相手に自分をどう魅せるかを考え、準備をしている学生が多くいることが分かる。
オンライン面接で自分の良さが伝わらないと思うかを尋ねたところ、42.3%が「思う」と回答、57.7%が「思わない」と回答した。「良さが伝わらないと思う」理由として、「相手の表情や雰囲気が読み取りづらいのでその逆もそうだと思うから」「あくまで画面上でのやりとりとなってしまうため、対面の時と違い、会話のテンポ感やお互いの雰囲気などが掴みにくいと感じた」などが挙がった。
調査概要
調査名:オンライン面接に関する調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年4月9日~2021年6月4日
調査対象:アールエイチナビに登録・リクルートオーディション/就活セミナーに参加した学生
有効回答数:241名
オンライン面接で自分の良さが伝わらないと思っている学生は一定数いるようだ。企業の採用担当者はいつも以上に表情や雰囲気を学生に伝えることに気を遣い、学生が「自分の良さがきちんと伝わっている」と思えるような環境を提供するべきだろう。
【参考URL】【22新卒】42.3%がオンライン面接では自分の良さが伝わらないと「思う」と回答/オンライン面接が始まる前に3人に1人が「部屋の模様替え」を実施