就業経験3年以上の社会人が転職したい理由「給与・年収を上げたい」が55.5%、株式会社学情調査

近年は転職が当たり前になりつつある。20代の社会人でも、キャリア形成のために転職を視野に入れる人は多い。

株式会社学情は、同社が運営する20代向け転職サイト「Re就活」において、20代の転職希望者を対象に「転職理由」をテーマとした調査を行った。

調査結果は以下の通り。

就業経験3年以上の社会人が転職したい理由は「給与・年収を上げたい」が55.5%

就業経験3年以上の社会人に転職しようと思った理由を尋ねたところ、55.5%の人が「年収・給与をアップさせたい」と回答し最多となった。次に「もっとやりがい・達成感のある仕事がしたい」が39.4%、「残業を減らしたい、休日を確保したい」が23.4%と続いた。

就業経験3年未満の第二新卒においても上位4位までは同じ回答が揃ったが、「他にやりたい仕事ができた」の回答においては職歴3年以上の社会人の回答を大きく上回った。

第二新卒が転職で実現したいことは「希望の仕事に従事できること」が44.5%

就業経験3年未満の第二新卒に転職で実現したいことを尋ねたところ、44.5%の人が「希望の仕事に従事できること」と回答し最多となった。一方で就業経験3年以上の社会人は、58.3%の人が「給与・年収を上げること」と回答し最多となった。

転職において、就業経験3年以上のヤングキャリア世代ではステップアップを、第二新卒は働く中で見えてきた希望の実現を重視していると考えられる。

今回の調査では、給与や年収、やりがいのある仕事を求めて転職を希望する20代が多いと分かった。中途採用市場の活性化が見込まれる中、転職希望者も増加していくだろう。

調査概要

調査期間:2022年6月13日~2022年6月26日
調査機関:株式会社学情
調査対象:20代・転職を希望する社会人(20代専門転職サイト「Re就活」のサイト来訪者)
有効回答数:445件
調査方法:インターネットでのアンケート調査

【参考記事】転職理由は「給与・年収をアップさせたい」が最多。「市場価値を上げたい」「新しい仕事に挑戦し、自身の成長につなげたい」の声/20代アンケート