株式会社学情は、同社が運営する「あさがくナビ2024」において、24卒学生を対象に「内々定の獲得上状況」をテーマとする調査を実施した。
調査結果は以下の通り。
24卒学生に2023年3月末時点で内定を獲得したかどうか尋ねたところ、49.3%の学生が「獲得した」と回答した。前年同時期での回答は35.0%であったのに対して大幅に上回っており、内定出しの早期化がさらに顕著になっているとうかがえる。
また内定獲得率を文理別に調査したところ、文系の学生が43.9%、理系学生は56.1%となった。
続いてこれまでに内定を獲得した社数を尋ねたところ、平均社数は1.86社となった。一方で内定保有社数の平均は1.48社となり、すでに内定を辞退した学生がいることが分かる。
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今回の調査では、企業が内定を出す時期が年々早まっていることが分かった。今後の新卒採用動向にも注目だ。
調査概要
調査期間:2023年3月24日~2023年3月31日
調査機関:株式会社学情
調査対象:2024年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生
有効回答数:569件
調査方法:インターネットでのアンケート調査
【参考記事】2024卒学生の3月末時点の内々定率は<49.3%>。4月を待たずに5割に迫る。前年同時期を14.3ポイント上回り、早期化が顕著に。