昨今、DXの加速や雇用の流動化により「リスキリング」や「ポータブルスキル」の獲得への関心が高まっている。
株式会社学情は、20代の社会人を対象に仕事以外の時間を活用した「勉強」「学び」の機会について調査を行った。
調査結果は以下の通り。
業務で必要な知識やスキルを得るために、仕事以外の時間を使って勉強をしているか尋ねたところ、20.4%が「日常的に学んでいる」と回答した。「必要性を感じた際に学んでいる」57.3%を合わせると、77.7%の20代が「仕事以外の時間を使って学んでいる」ことが分かった。
業務時間外で具体的に勉強したことを尋ねたところ、「PCやオフィスソフトの使い方」が50.8%で最多でした。次いで「語学スキル」が32.0%、「マーケティング関連スキル」が29.5%と続く。
仕事以外の時間を使って勉強した目的を尋ねたところ、「資格取得のため」「転職の準備をするため」がそれぞれ54.1%で最多であった。次いで、「仕事と直接関係はないものの興味関心があったため」が37.7%、「所属する部署で活躍するため」が31.1%と続く。
詳細結果はコチラ
今回の調査では、20代の多くが転職やスキルアップを視野に仕事外の時間で勉強をしていることが分かった。終身雇用制度が衰退し転職でのキャリアアップが当たり前となりつつある今、自身の市場価値を高めるために自ら学ぶ20代が多いようだ。
調査期間:2023年11月16日~2023年11月30日
調査機関:株式会社学情
調査対象:20代社会人(20代専門転職サイト「Re就活」/Webメディア「20代の働き方研究所」のサイト来訪者)
有効回答数:157人
調査方法:インターネットでのアンケート調査
【参考URL】20代の7割は、「仕事以外の時間を活用し、勉強している」と回答。目的は「資格取得のため」「転職の準備をするため」が最多