HRog編集部から読者の皆様へ2024年のあいさつ

新年明けましておめでとうございます! また、いつもHRogをご覧いただきありがとうございます。

HRogは2013年のメディア立ち上げ当初から、今年で11年目を迎えることができました。これもひとえに応援してくださる読者の皆様やメディアにご登場いただける皆様のおかげです。心より感謝申し上げます。

昨年は新型コロナウイルスの流行が本格的な収束に向かい、採用ニーズがさらに拡大した年でした。中途採用領域では求人数が計測史上最高記録を7ヶ月連続で更新するなど、企業は今まさに本格的な採用難の時代に突入しています。

同時に、2023年は「スポットワーク」という新たな働き方が世の中に浸透したり、ChatGPTが爆発的に普及した影響で生成AIを活用した業務効率化サービスが多数生まれたりなど、人材市場にパラダイムシフトが起こった年でもありました。

昨年のHRog10周年記念の特別企画「10年後の人材業界像を語る」では、人材業界を牽引する多くの方々が「これまでの採用・雇用のあり方を大きく変革しなければならない」とコメントしていました。この言葉の通り、今後人材業界は新たな就労ニーズやテクノロジーを柔軟に受け入れながら、さらなる価値提供に挑戦することが求められています。

2024年は4月からの働き方改革関連法案施行に伴い、運輸・物流業界などで深刻な人手不足と混乱が予想される2024年問題が待ち受けています。また技能実習制度廃止の検討も進んでおり、人材確保を技能実習生に頼っている企業では今後大きな影響がある可能性があります。

2024年のHRogは「人材業界の一歩先を照らすメディア」として人材業界で働く方をサポートするべく、求人市場の詳細なレポートや新たな人材マーケット・採用手法の動向、人材業界を取り巻く政府の動きや法律改正など、さらに人材業界に踏み込んだ情報をお届けできればと思います。

そして人材業界全体をエンパワーメントできる存在となれれば幸いです。

2024年もHRogをよろしくお願いいたします!

HRog編集部一同