コグニティ株式会社、志望動機・自己PR文から適性を分析する人事向けツール「COG-ESSAY」を提供開始

厚生労働省が発表した「令和4年版 労働経済の分析」によると、企業が抱える採用の課題点に「必要な職種に応募してくる人が少ないこと」「応募者の能力評価に関する客観的な基準がないこと」などの割合が多かった。また応募者が自社に合っているかどうかの判断が難しいことから、採用後のミスマッチも課題となっている。

コグニティ株式会社は、志望動機・自己PR文から適性を分析する人事向けツール「COG-ESSAY」の提供を開始する。

同サービスでは、応募者の志望動機や自己PR文をAI技術で分析し、論理性や情報量などから本人の特性を把握できる。応募者一人ひとりが対象となる分析では、文字量や利用文字特性、話題構成比率といった記述方法で性格特性や注意点を検出する。また、候補者の主張内容と背景理由や具体的エピソード一覧などの記述内容から判断基準や懸念点も検出可能だ。

そのほか、複数データの総合分析もできる。従業員の定着状態といった社内評価の差と文章特性の傾向を分析し、採用傾向の把握や今後の方針決定に役立てられる。

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同サービスについて同社は、「感覚判断に陥りやすい志望動機・自己PRの評価をAI技術を用いて定量化、評価者の違いによる相違を排除し、共通見解を持って判断することで、より効果的な人事施策に貢献します」とコメントしている。

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