ランサーズが『次世代シニアの働き方実態調査』を発表!8割以上が「仕事を継続していきたい」との結果に

フリーランス・タレント・プラットフォームを提供し、フリーランスの紹介事業を行うランサーズ株式会社(東京都)は、全国の50歳以上のランサーズ登録者に対し『次世代シニアの働き方実態調査』を実施しました。これにより、50歳以上のフリーランスの働き方の実態や、働く理由などが明らかになりました。

調査背景

経済産業省によると、2050年に日本の人口は約1億人にまで減少し、生産年齢人口比率の減少が今後加速するとされています。定年を迎えた世代の増加は落ち着く見込みですが、現役世代の減少が加速していく傾向にあるとされ、それに伴って起こる労働力不足や年金支給開始年齢の引き上げなどにより、従来の働き方を変えていくことが求められています。

これらを背景とし、今回ランサーズでは、今後シニアとなっていく層も含む50歳以上のフリーランスの働き方の実態を把握するために、オンラインマッチングをする次世代シニアに特化し、調査を実施しました。

回答者の8割が「65歳を超えても働きたい」と回答!

「今後もランサーズを利用したいと思うか」に対し、「継続利用したい」と回答した人は85.9%という高い値となりました。その理由として、年齢が関係ないことや在宅勤務ができる、といったオンラインならではの理由が挙げられています。

また、「いくつまで働きたいと思うか」に対しては、定年とされる「65歳を超えても働きたい」と回答した人が87.3%という結果となりました。その理由として、自分のニーズに合った仕事が探せる、これからの人生のヒントにしたい、などが挙げられています。

次世代シニアの生活のモチベーションは「お金を得ること」が1位!

「現在の生活のモチベーションは何か」の問いに対し、最も多い回答は「お金が貯まること・得ること」次いで「新しく知識を得ること」、「クライアントに喜んでもらえること」が挙げられました。

また、「なぜランサーズを利用しているのか」に対しては、「生計を立てるため」と回答した人が最も多く、次いで「自分の力を試したいから」、「今後の蓄えを増やすため」が上位となりました。

次世代シニア層は、生活に直結することに仕事のやりがいを感じていることが分かります。また、利用用途についても同様の傾向が見られました。

これらの結果から、生活のためにフリーランスとして働いている、また今後も働き続けたいと考えるシニア層が多くいることが分かりました。次世代シニアの活躍により、近年の人手不足が解消傾向に向かうことも期待できるでしょう。

実施概要

調査時期:2019年8月16日~23日
調査対象:ランサーズにフリーランスとして登録している50歳以上の個人
調査方法:編集部によるオンライン調査
有効回答数:606人

【参考URL】
『次世代シニアの働き方実態調査』を発表