新入社員の61.0%が入社後「仕事内容に」ギャップを感じている、レバレジーズ株式会社調査

レバレジーズ株式会社は、同社が運営する新卒向け就職エージェント「career ticket (キャリアチケット)」において、入社1年目の社員を対象とした「入社後状況に関する調査」を実施した。

調査結果は以下の通り。

新卒社員の40.6%が「入社前の期待を下回った」

「新卒で入社した企業に対して、入社前の期待に比べ入社後はどのように感じるか」尋ねたところ、「期待を大きく下回る」「期待をやや下回る」と回答した人は合計で40.6%となった。約3人に1人の新卒社員が、入社後にマイナスなギャップを感じていることがわかる。

期待を下回ったポイントとしては、「希望の配属先、仕事内容ではなかった」が14.8%で最も多かった。次いで「ワークライフバランスを実現できなかった」が13.9%、「スキルを磨きにくい環境だった」と「社内の人とコミュニケーションを取りづらい」が10.7%と続く。

入社後ギャップを最も感じているのは「仕事内容」

さまざまな項目について入社前後のギャップがあったか尋ねたところ、入社前のイメージとギャップの差が一番大きかったのは「仕事内容」だった。合計で61.0%の人が「仕事内容にギャップがあった」と回答している。

入社前にもっと知りたかったこと「実際の仕事内容に関する情報」が最多

期待を下回った理由を尋ねたところ、「入社時に妥協せざるを得なかったため」が28.7%で最多、次いで「入社前の情報収集が不足していたため」が23.0%が2番目に多かった。

また、入社前にもっと知りたかったことを尋ねたところ、「実際の仕事内容に関する情報」が33.7%で最多となった。「仕事内容」は入社前後のギャップが起きやすく、入社前に入念に情報収集をしておけば良かったと感じている新入社員が多いとわかった。

詳細結果はコチラ

ギャップが大きいほど早期離職が起こりやすくなる。採用担当者は会社説明や選考の際に、ネガティブな面も含めてより具体性のある情報提供を心掛けるとよいだろう。

調査概要

調査対象:4年制大学卒業かつ2021年卒入社の社員(現社会人1年目)
調査時期:2022年2月1日~2022年2月4日
調査方法:インターネット調査
調査会社:楽天インサイト株式会社
回答者数:300人

【参考URL】新入社員の6割が入社後、「仕事内容」にギャップを感じている