転職経験者の76.2%が「転職に年齢のリミットがある」と感じる、株式会社ライボ調査

近年はキャリアアップのための転職が当たり前になりつつあり、転職希望者は増加傾向にある。

株式会社ライボは、同社が運営する「Job総研」において「2022年 転職年齢に関する意識調査」を行った。

調査結果は以下の通り。

転職経験者の76.2%が「転職に年齢リミットがある」と感じている

転職に年齢リミットがあると思うかどうか尋ねたところ、76.2%の人が「あると思う」または「どちらかといえばあると思う」と回答した。また年代別に回答を分析したところ、年齢リミットがあると感じたのは50代が92.3%で最多となった。

具体的にリミットと感じる年齢を尋ねたところ、全体では41.4歳が平均回答となった。これもまた年代別に分析したところ、20代では36.6歳が平均であったのに対し、50代では46.9歳が平均となった。年代が上がるごとにリミットと考える平均年齢も上がる傾向にあると分かった。

60.0%の人が今後の転職に「興味がある」

今後の転職に興味があるかどうか尋ねたところ、全体の60.0%の人が「興味がある」と回答した。年代別にみると、30代で「興味がある」と回答した人が80.4%で最多となった。

また、転職に興味を持っている職種や業界を尋ねたところ、42.3%の人が「異業種・未経験業種」と回答し最多となった。年代別の調査でも「異業種・未経験業種」が全年代で最多となり、年齢問わず新しいことにチャレンジしたいと考える人が多いと分かった。

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今回の調査では、転職経験者の7割以上が転職に年齢のリミットを感じており、35歳や45歳をリミットと感じる回答が多いと分かった。一方で実際の転職希望者は30代が最多であり、40代や50代にも7割以上いることも分かった。年齢リミットを感じる転職希望者が転職に挑戦できるよう、後押しすることが必要である。

調査概要

調査対象者:全国 / 男女 / 20~50代
調査条件:1年以内~10年以上勤務している社会人・転職経験のある社会人
調査期間:2022年6月8日~2022年6月13日
サンプル数:561人
調査方法:インターネット調査

【参考記事】Job総研「2022年 転職年齢に関する意識調査」を実施