20代の71%が「いつかは転職するのが当然」と感じている、ウォンテッドリー株式会社調査

近年の社会環境は大きく変わり、働き方の価値観も大きく変化した。その中で転職は急速に普及している。

ウォンテッドリー株式会社は、同社が運営するビジネスSNS「Wantedly」のリリース10周年を記念し、「あなたと転職のリアル」をテーマとする調査を実施した。

調査結果は以下の通り。

20代の71%が「いつかは転職するのが当然」と感じている

転職未経験時に転職に対して抱いていた印象を尋ねたところ、20代の71%が「いまや当たり前の選択肢なので、いつかはするのが当然」と回答した。50代においても55%の人が同回答をしており、転職を当たり前と考える人が多いと分かる。

また転職が良い経験となったかどうか尋ねたところ、93%の人が「良い経験になった」と回答した。

2年以内に転職したい人は35%

この先また転職したいかどうか尋ねたところ、35%の人が「今すぐしたい」または「1~2年以内にはしたい」と回答した。また61%の人が「いずれしたい」または「今のところは考えていない」と回答し、「全く考えていない」人は4%のみとなった。

転職を決断したシチュエーションは「成長・昇給の頭打ちを感じた時」が14%

転職を決断したシチュエーションを尋ねたところ、14%の人が「成長・昇給の頭打ちを感じた時」と回答した。次に「職場の人間関係に問題が生じた時」が11%、「会社の方向性との違いを感じた時」が10%と続いた。自身の成長が実感できない時や成長に見合った昇給がない時に転職を決断していると分かる。

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今回の調査では、全ての世代で転職を当たり前と考える人が多く、転職前提でキャリアを形成しようとする意向がうかがえた。転職市場の今後の動向にも注目だ。

調査概要

調査期間:2022年6月3日〜2022年6月10日
調査機関:ウォンテッドリー株式会社調べ
回答人数:転職経験者2,687名
調査方法:インターネット調査

【参考記事】2,687名が回答した「あなたと転職のリアル」アンケート結果を公開