コロナ禍によりオンラインで採用を行う機会が増えている。また学生もオンライン授業などにより、オンラインでのコミュニケーションに慣れている人が多い。
株式会社学情は、同社が運営するダイレクトリクルーティングサイト「あさがくナビ2023」において、23卒の学生を対象に「セミナー(会社説明会)の参加方法」をテーマとする調査を行った。
調査結果は以下の通り。
会社説明会はオンラインと対面のどちらで参加する機会が多いか尋ねたところ、78.5%の学生が「オンライン」または「どちらかといえばオンライン」と回答した。
会社説明会の参加方法はオンラインと対面のどちらを希望するか尋ねたところ、68.7%の学生が「オンライン」または「どちらかといえばオンライン」と回答した。「交通費や移動時間がなく参加できる」や「日程調整をしやすく、複数の企業のセミナーに参加できる」などのコメントが寄せられており、気軽に参加できる部分が評価された。
一方で「志望度の高い企業は顔を覚えてもらうためにもリアルで参加したい」や「オンラインでの開催が多いので、リアルで参加できる機会があれば積極的に参加したい」などの声もあり、対面の会社説明会にもニーズがあると分かる。
今回の調査では、オンラインの会社説明会を希望する学生が多い一方で、志望度の高い企業などでは対面を希望する学生もいると分かった。オンラインでの採用が浸透する中、対面での説明会も活用して使い分けていくことが重要だ。
調査期間:2022年8月5日~2022年8月26日
調査機関:株式会社学情
調査対象:「あさがくナビ2023」へのサイト来訪者
有効回答数:246件
調査方法:Web上でのアンケート調査
【参考記事】会社説明会は「オンライン」参加を希望する学生が7割弱。一方、「オンラインでの開催が多いので、リアルで参加できる機会があれば積極的に参加したい」の声も/2023年卒対象アンケート