ハイクラス人材の76.5%が副業・兼業を「行っている」または「今後始めたい」、株式会社ビズリーチ調査

株式会社ビズリーチは同社が運営する転職サイト「ビズリーチ」において、年収750万円以上のビズリーチ会員を対象に副業・兼業に関するアンケートを行った。

調査結果は以下の通り。

現在副業・兼業を「行っている」「今後始めたい」人は76.5%

現在副業・兼業をしているか尋ねたところ、17.6%の人が「現在行っている」と回答した。また「現在は行っていないが今後始めたい」と回答した人は58.9%で、合計で76.5%の人が副業・兼業に興味を持っていると分かった。

さらに、直近1年で副業・兼業への興味・関心に変化があったか尋ねたところ、「興味・関心が高くなった」と回答した人は43.5%で、副業・兼業を考え始めたビジネスパーソンが急激に増加していることが伺える。

副業・兼業の目的は経験やスキルを重視

副業・兼業を行っている、または始めたい理由について尋ねたところ、「新たな経験やスキルを得て、仕事の幅を広げたいから」が38.7%で最多だった。次いで「自身のこれまでの経験やスキルを試してみたいから」が37.2%、「企業に依存しないキャリアを築きたいから」が32.9%と続く。

また、副業・兼業の「仕事内容」と「報酬」についてどちらを重視するか尋ねたところ、「報酬よりも仕事内容を重視する」と回答した人は42.2%だった。「仕事内容よりも報酬を重視する」と回答した人はわずか9.4%だったことから、年収750万円以上のビジネスパーソンが副業・兼業で重視するのは「仕事内容」であり、スキルや経験が重要な目的だと分かった。

詳細結果はコチラ

ハイクラス人材の多くがキャリア形成の手段として副業・兼業に興味を持っていることが分かった。その裏にはコロナ禍や不安定な社会情勢の影響、将来への不安などもあるようだ。今後もますます副業・兼業の流れは加速していくだろう。

調査概要

対象:ビズリーチ会員
調査期間:2022年9月26日~2022年10月2日
年収750万円以上の会員における有効回答数:489

【参考URL】<年収750万円以上の即戦力人材にアンケート>副業・兼業を「している」約2割、「今後始めたい」約6割