
株式会社リーディングマークは、新卒・中途どちらも採用しており、年間20名以上を新規採用している企業の経営者・役員・人事担当者108名を対象に採用コストの上昇に関する実態調査を実施した。
調査結果は以下の通り。


担当者に過去5~10年間で新規採用にかかる総費用がどう変化したか尋ねたところ、新卒採用で69.4%、中途採用で68.4%が「非常に増加した」「やや増加した」と回答した。

採用にかかる総費用が増加した要因としては、「人材紹介費の上昇」が68.3%で最多となった。次いで「採用広告費の高騰」が58.5%、「採用イベント関連費用の増加」が41.5%と続く。

また、既存社員の離職防止や活躍促進への投資が、新規採用よりもコスパが高いと思うか尋ねたところ、81.7%が「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した。
詳細結果はコチラ

採用コスト増加の背景には、人材獲得競争の激化や採用手法の多様化・複雑化がありそうです。今後はDXによる採用手法の最適化や、定着支援の提案がますます重要になっていきそうですね。
調査概要
・調査名称:採用コストの上昇に関する実態調査
・調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
・調査期間:2024年11月6日〜2024年11月7日
・有効回答:新卒・中途どちらも採用しており、年間20名以上を新規採用している企業の経営者・役員・人事担当者108名
【参考URL】経営者・人事担当者の約7割が、新規採用にかかる「コストの増加」を実感 そのうち81.7%から、「新規採用よりも、既存社員の離職防止や活躍推進に注力したい」の声 〜採用コスト増加の要因は?〜