女性の約5割が面接の「質疑応答」に不安を感じていることが判明、「女の転職type」アンケート調査

正社員で長く働きたい女性のための転職サイト『女の転職type』は、女性のリアルな仕事観を調査するコンテンツ【データで知る「女性と仕事」】の第3回の調査結果をリリースしました。

49.8%の女性が、「面接の質疑応答に不安を感じている」と回答

転職活動の面接でどんなことに一番不安を感じましたか?

「転職活動の面接でどんなことに一番不安を感じましたか?」という質問に対して、「面接で何を聞かれるのか不安」が第1位、「面接で何を質問したらいいかわからない」が2位と、質疑応答について特に不安を感じているということがわかりました。

「不安やモヤモヤを感じたことはない」は全体のわずか6.0%と、ほとんどの女性が面接に対して不安を感じているようです。そこで、面接に対する不安を解消するためにどのような面接対策をしていたのかを聞いてみました。

「面接前に何か対策はしていましたか?」という質問に対して、8割近い人が企業ホームページを事前にチェックしているものの、面接の練習までしている人は1割に満たないという結果に。在職中の転職活動の場合、仕事が忙しくて入念な準備ができないのかもしれませんが、逆に、「不安を小さくするために面接前にできることがもっとある」とも言えそうです。

80%以上の女性が「仕事内容と志望動機を聞かれた」と回答

面接ではどのようなことを質問されましたか?

「面接ではどのようなことを質問されましたか?」という質問に対して、半数以上が聞かれているのが、「これまでの仕事内容」、「志望動機」、「質問はありますか、という質問」、「転職理由」、「自分の性格の長所・短所」という質問でした。

スキルや価値観、その人のキャラクターを問うような質問をされることが多いようです。一問一答で対策するのは難しいかもしれませんが、自己分析をきちんとして、スキルの棚卸しをしておくと答えやすいかもしれません。

中には、親の職業や妊娠予定についてなどを聞かれたことがある人もいましたが、採用選考においてそうした質問をすることはNGというのが厚生労働省が掲げる基本指針です。答えたくない場合は、質問の意図を聞き返すなどしてできる範囲で対応しましょう。

会話の流れや緊張を和らげる意図で、家族の話題を振ってしまう面接官もいるので、「違法な質問=ブラック企業」と考えるのではなく、あくまでも企業と個人のコミュニケーションとして臨機応変な判断をしたいところです。

調査概要

・調査内容:「女性と仕事」に関するアンケート
・調査期間: 2019年11月22日~12月3日
・有効回答数:570名
・調査対象: 女の転職type会員
・調査方法: Web上でのアンケート

【参照URL】面接って不安?女性の約5割が面接の「質疑応答」に不安を感じていることがわかりました!「女の転職type」が、働く女性約570名にアンケート調査!【第3回】