新卒採用をオンラインで行う企業の4割以上が新型コロナウイルス第2波への対応に不安、プレシャスパートナーズ調査

株式会社プレシャスパートナーズは2021年度の新卒採用を行う企業を対象に「新型コロナウイルスによる新卒採用への影響調査」を実施した。結果詳細は以下の通り。

6割以上がオンラインで選考を実施

説明会や面接に関して、64%の企業がオンラインで対応していることが分かった。「これからオンラインの対応を行う予定」と回答した企業も合わせると7割以上の企業がオンラインで実施予定だ。

オンライン対応の採用プロセスは「個別面接や面談」が最多

オンライン対応する採用プロセスは「個別面接や面談」が89%で最多となった。次いで説明会が80%と、個別で参加できる採用プロセスはオンライン対応が進んでいることが分かった。

6月以降の採用活動について「新型コロナウイルスの第二波を想定した対応」が最も不安

6月以降の採用活動の不安な点に関して、43%の企業が「新型コロナウイルスの第二波を想定した対応」が不安だと回答した。次いで「直接接触機会の減少によるミスマッチ」が40%と続いた。今後も採用活動においては企業側の柔軟な対応が求められそうだ。

結果詳細はコチラ

新型コロナウイルス流行を機に、新卒採用においてオンライン活用に踏み切る企業が増えている。またこの状況下で、今後オンラインでの採用活動は一般的なものになることが予測される。対面での接触と比べると得られる情報は少ないが、今まで出会う機会のなかった人材と接触できる可能性があるのがオンライン化の利点だ。

オンライン化が進む今だからこそ、各企業は今の採用プロセスの見直す必要があるのではないだろうか。

調査概要

・調査名:新型コロナウイルスによる新卒採用への影響調査
・調査方法:インターネット調査(弊社営業担当より、各企業様にご案内)
・調査期間:2020年5月21日~6月1日
・調査対象:2021年度の新卒採用を実施している当社取引先および任意回答企業
・有効回答数:256社

【参考URL】【新型コロナウイルスによる新卒採用への影響調査】6月以降の採用活動において不安な点は「新型コロナウイルスの第2波を想定した対応」