イグナイトアイ、「22卒新卒採用計画・インターンシップに関するアンケート調査」結果を公開

HRTechサービスを提供するイグナイトアイ株式会社は 2020年6月 、採用管理システム「SONAR ATS」を利用する企業を対象とした「22卒新卒採用計画・インターンシップに関するアンケート調査」を実施し、調査レポートを公開した。

新型コロナウイルスの情勢下でも、8割の企業がインターンシップを実施予定

22卒新卒採用について、約4割の企業が採用人数未定と回答した一方で、22卒向けインターンシップは約8割(84%)の企業が実施予定と回答した。実施時期については「未定」とする企業もあるが、多くの企業でインターンシップを重要視していることがわかる。

夏季に1dayインターンシップを実施する企業が多い傾向

インターンシップの実施を検討している企業の約7割が「1day」インターンシップを検討していると回答した。実施時期に関しては、従来通り大学の夏季休暇を考慮し8月~9月を検討している企業が最も多いようだ。

新型コロナウイルスの影響を受け、多くの企業がオンラインで実施

また、インターンシップの実施を検討している企業に実施方法を聞くと、約半数が「対面とオンラインを併用して実施する」と回答した。「すべてオンライン」との回答は、わずか6%にとどまる結果だ。しかし、回答企業の約9割がオンラインでのインターンシップ経験がなく、うち約4割は今年度初めてオンラインを使用したインターンシップを実施する予定だという。オンライン実施にあたっては不安や課題もあり、「インターンシップのオンライン化の効果」「双方向性の実現」「グループワークの実施」「通信環境」「コンテンツ内容」「学生の体験の質を維持できるか」などの声が挙げられた。

新型コロナウイルスによる3密を回避するために、多くの企業がインターシップのオンライン化を検討しているようだ。Zoomなどのツールを利用するオンラインでのインターンシップでは、学生のインターンシップ体験の質を高めるためにも、各社のコンテンツの差別化が注目されるだろう。

調査概要

調査対象: 採用管理システムSONAR ATSユーザー
回答者数: 118名
実施期間: 2020年6月22日~2020年6月26日
実施方法: Googleフォームによるアンケート調査およびExcel調査票への回答