新卒採用企業の65%が通年採用を導入・導入検討、ビズリーチ調査

株式会社ビズリーチは、同社の提供する新卒採用管理クラウド「HRMOS採用 新卒エディション」において、企業の採用担当者に対して新卒採用に関するアンケートを実施した。結果は以下の通り。

「通年採用を導入・検討している」65%

新卒採用を実施している企業に対し、通年採用を導入・検討しているかについて尋ねたところ、導入している企業が28%、導入を検討している企業は37%と、合わせて65%であった。通年採用への関心が高まっていることが分かる。

通年採用の課題「学生との最適なコミュニケーション設計」50%

今後新卒採用において通年採用が一般化した際に生じうる課題について尋ねたところ、「学生の志願度(入社意欲)を上げるための最適なコミュニケーション設計」と半数の人が回答した。次いで「煩雑化する採用オペレーション業務の効率化」49%、「採用の長期化による学生との接点の一元管理」47%と僅差で続く。

採用の成功には「学生の志向にあわせた継続的なフォロー」が重要、96%

採用を成功させるためには「学生の志向にあわせた継続的なフォロー」が重要だと思うか尋ねたところ、「そう思う」「どちらかというとそう思う」と回答した人を合わせると96%であった。通年採用の導入により採用活動の長期化が予想されるため、学生それぞれに合わせたフォローを継続的に実施することがより重要となりそうだ。

調査概要

「新卒採用に関するアンケート」
対象:「HRMOS採用」または「ビズリーチ」を導入している企業の採用担当者
調査期間:2020年9月2日~2020年9月8日
回答数:315

【参考URL】約7割の企業が「通年採用」を導入・導入検討 96%が、「学生の志向にあわせた継続的なフォロー」が重要と回答