「新卒採用の振り返りを実施している」88.7%が回答、イグナイトアイ株式会社調査

イグナイトアイ株式会社は2020年10月、新卒採用担当者を対象に「新卒採用の振り返りに関するアンケート調査」を実施し、調査レポートを公開した。調査結果は以下の通り。

「新卒採用の振り返りを実施している」88.7%

自社の新卒採用について「採用活動の振り返り」を実施しているか尋ねたところ、88.7%の人が実施していると回答した。また、振り返り資料を作成して振り返りを実施している人は約7割であった。

採用活動の振り返りと手順に「不安がある」61.1%

採用活動の振り返りを実施していると回答した人を対象に、振り返りの内容と手順にどの程度自信があるかたずねたところ、「不安がある」「どちらかというと不安がある」と回答した人は61.6%であった。「自信がある」と回答した人はわずか4.7%にとどまった。

採用活動の振り返りで注視するポイント1位は「各選考フローの遷移率」

採用活動を実施していると回答した人を対象に、振り返りで最も注視することについて尋ねたところ、「各選考フローの遷移率」が最も多い結果となった。次いで「内定者の質」「エントリー学生(母集団)の質」と続く。

「各選考フローの遷移率」を注視する人が多かった理由として、複数の選考フローを用意してそれぞれの採用手法が効果的だったかを見定めるため「各選考フローの遷移率」を重視していると考えられる。また、「内定者の質」や「エントリー学生の質」の回答が多いことから、自社とのマッチ度など人材の質を注視する企業が多いことがわかった。

調査概要

調査対象: 新卒採用担当者
回答者数: 168名
実施期間: 2020年10月19日~2020年10月28日
実施方法: Googleフォームによるアンケート調査およびExcel調査票への回答

【参考URL】イグナイトアイ、「新卒採用の振り返りに関するアンケート調査」の結果を公開