外資系企業・日系企業ともに「応募者とのマッチ度」が最大の採用課題、エンワールド・ジャパン株式会社調査

新型コロナウイルスの影響で、企業の人材採用や社員の働き方が急速に変化している。昨今では欧米式のジョブ型雇用が日系企業にも広がるなど、旧来の日本型雇用制度が崩れつつあり変化への対応が必須である。

エンワールド・ジャパン株式会社は、グローバル企業(外資系企業、日系グローバル企業)の中途採用実態調査レポートを発行した。詳細は以下の通り。

採用課題「応募者とのマッチ度」1位

現在の採用課題について尋ねたところ、外資系企業、日系企業ともに「応募者のマッチ度」が最も多い結果となった。応募者を増やすというよりも自社に合った候補者をいかに増やすかが大きな課題であるようだ。

採用課題解決に必要なもの「会社のブランド力」「給与・年収」

採用課題を解決するために改善が必要な点について尋ねたところ、外資系企業では「会社のブランド力」、日系企業では「給与・年収」という回答が最も多かった。外資系企業は基本的にジョブ型雇用で転職希望者も仕事ベースで仕事を探していることが多い中、同じ職務内容であってもより魅力を感じてもらうためのブランド力が重要と感じている企業が多いことがうかがえる。

結果詳細はコチラ

今回のレポートについて、同社代表取締役社長のヴィジェイ・ディオール氏は「緊急な採用が必要なポジションをお持ちの場合も、組織のために2021年度の従業員数の計画を立てている場合でも、エンワールドが市場から得たフィードバックはより戦略的な意思決定に役立つ情報と視点を皆様に提供し、最終的に皆様の成功へと導くものと考えています」とコメントしている。

【参考URL】【外資系、日系グローバル企業の中途採用実態調査】採用課題や採用手法など15項目の傾向を外資系・日系企業別で公開