最終面接は「リアル」を希望する学生が63.0%、株式会社学情調査

株式会社学情は、2022年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、「選考の参加方法(オンライン・リアル)の希望」に関するインターネットアンケートを実施した。詳細は以下の通り。

会社説明会は「オンライン」希望が46.4%、「リアル」を上回る

会社説明会で希望する参加方法について尋ねたところ、「オンライン」が23.4%、「どちらかと言えばオンライン」が23.0%となった。「オンライン」での参加を希望する学生は合計で46.4%に上り、「志望企業を絞り込んでいない段階では、オンラインで多くの企業の説明会に参加し、選択肢を広げたい」といった声が寄せられた。

一方、「リアル」「どちらかと言えばリアル」と回答した学生は23.6%だった。「話を聞くスタイルであればオンラインで参加したいものの、座談会などがあればリアルで参加したい」「志望度の高い企業は、企業の雰囲気や、オフィスの立地など働く環境も知りたい」という意見も挙がっている。

一次面接も「オンライン」希望が49.4%、「リアル」を上回る

一次面接で希望する参加方法について尋ねたところ、「オンライン」が27.8%で最多となった。次いで「どちらかと言えばオンライン」が21.6%、「オンライン」での参加を希望している学生は合計で49.4%だった。「リアル」「どちらかと言えばリアル」の回答の合計は26.4%となった。オンラインを希望する理由として、遠方の企業でも参加しやすいことや、マスクをしなくて良いため表情が見えることなどが挙げられた。

最終面接は「リアル」希望が63.0%、「オンライン」18.0%を大きく引き離す結果に

最終面接で希望する参加方法について尋ねたところ、「リアル」が43.8%で最多、次いで「どちらかと言えばリアル」19.2%と続いた。「リアル」での参加を希望している学生は合計で63.0%となった。「オンライン」「どちらかと言えばオンライン」の合計は18.0%で、「リアル」が「オンライン」を3倍以上うわ回った。熱意を伝えるためやミスマッチを防ぐために、最終選考は「リアル」で参加したいと考える学生が多いと推察される。

詳細結果はコチラ

調査概要

調査対象:「あさがくナビ2022」へのサイト来訪者
調査方法:Web上でのアンケート
調査期間:2021年4月12日~2021年4月19日
有効回答数:496名

【参考URL】【2022年卒】セミナー・一次面接は、4割強が「オンライン」を希望。一方、最終面接は「リアル」を希望する学生が63.0%。「直接熱意を伝えたい」「ミスマッチを防ぐために、一度は企業に訪問したい」の声。