55.9%の就活生が社会人へのキャリア相談「十分できず」、株式会社ビズリーチ調査

株式会社ビズリーチが運営するOB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」は、2022年卒業・修了予定の大学生・大学院生を対象に、就職活動とキャリア観形成に関する調査を実施した。結果は以下の通り。

55.9%の学生が「身近に相談できる社会人が十分にはいなかった」

「興味のある業界や職種を知るために、身近に相談できる社会人は十分にいましたか?」と尋ねたところ、「不十分だった」が13.9%、「やや不十分だった」が42.0%であった。合計で55.9%の学生が「身近に相談できる社会人が十分にはいなかった」と回答している。

83.8%が「大学1・2年生から社会人の先輩にキャリア相談することは意義がある」

「興味のある業界や職種を知るために、大学1・2年生から社会人の先輩にキャリア相談することには意義があると思いますか?」と尋ねたところ、「とても思う」が43.3%、「やや思う」が40.5%だった。合計で83.8%の学生が、低学年から社会人の先輩にキャリア相談することに意義を感じていると回答した。

有意義だと思うキャリアの相談相手は「同じ大学の卒業生」がトップ

「興味のある業界や職種を知るために、どんな社会人に相談するのが有意義だと感じますか?」と尋ねたところ、「同じ大学の卒業生」が77.3%と最も多かった。次いで「興味のある業界や職種の人事担当や社員」56.4%、「アルバイトやインターン先の社員」24.2%と続く。

所属大学に求める支援は「OB訪問の充実」などが多数

所属大学に取り組んでほしいキャリア支援について尋ねたところ、「キャリアセンターに実際に行かなくてもOB/OG訪問リストの取得など柔軟に対応してほしい」「業界ごとにOB/OG訪問の機会を設けてほしい」など、OB/OG訪問に関する要望が多く寄せられた。他にも「低学年のうちから、興味のある職業の話を聞けるような場を設けてほしい」「社会人と交流する機会はもちろんのこと、交流することを練習できるような講座があると良いと感じる」など、社会人へのキャリア相談のハードルを下げる支援を求める意見があった。

詳細結果はコチラ

調査概要

・調査期間:2021年3月26日~3月30日
・調査方法:Web上のアンケートフォームより入力
・調査対象:ビズリーチ・キャンパスに登録する2022年卒業予定の全国の大学生・大学院生
・有効回答数:474件

【参考URL】55.9%の就活生、社会人へのキャリア相談「十分できず」