お返しは食事で3倍?ホワイトデーの求人ニーズは「飲食」にあり!

年末から2月上旬ごろにかけては、年間でもアルバイト求人が大きな盛り上がりを見せる時期です。年末・年始の繁忙期やセール、そしてバレンタイン商戦を見越した短期採用が急増するからです。

それでは、これらがひと段落したころにやってくるホワイトデーの求人にはどのような傾向があるのでしょうか?求人マーケットツールのHRogチャートを使って、求人の動向を探ってみました!

【調査対象】 雇用形態:アルバイト
媒体:anエリア、タウンワーク、バイトル、フロムエー、マイナビバイト
期間:2015年1月〜2016年2月
上記の求人案件の中から「仕事内容」に「バレンタイン」または「ホワイトデー」の文言が入っているもののみ集計

ホワイトデー求人掲載件数

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ホワイトデーの求人掲載件数は2016年1月がピークとなっており、各週200件を超えています。2月に入ると一旦落ち着きますが、後半から再び100件を超えるようになります。

おそらく12月~2月に採用し切れなかった分を、直前に補充しているのでしょう。

ちなみに、バレンタインの求人掲載数と比較すると、ホワイトデーの求人掲載数は圧倒的に少ないことがわかります。

バレンタイン求人掲載件数との比較

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1つの要因として、百貨店などでチョコレートやスイーツを販売しているお店では、バレンタイン期間に採用したアルバイトスタッフをそのままホワイトデー期間にも働いてもらうという事が行われていることが考えられます。

もう1つの要因として、ホワイトデーはバレンタインと違い、贈るものが決まっていないという事が挙げられます。例えば会社でもらった義理チョコにお返しするのであれば、お菓子を贈る方も多いと思います。

しかし、恋人や奥さんに贈る場合はそうはいきません。洋服やアクセサリーはもちろん、旅行や高級ディナーなど、モノより思い出を贈る方も多いのではないでしょうか?ここで次のデータをご覧ください。

ホワイトデー職種別求人掲載件数

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2月の1週で販売系職種よりも飲食・フード系職種の件数が逆転しています。バレンタインの求人は圧倒的に販売が多いことからも、男性の皆さんは大変な思いをしている事が伺えますね。

また、「運輸/物流/配送/警備/作業/調査」が2月中旬から一気に増えているのは、大量な商品の検品や包装、出荷などの仕事が増加するからでしょう。

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(HRog編集部)