1年間で増加した企業からの相談「応募が集まらない」が83.2%で最多、株式会社ビズリーチ調査

株式会社ビズリーチは、同社が運営する即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」に登録するヘッドハンターを対象に、中途採用・転職支援に関する調査を行った。

調査結果は以下の通り。

91.5%のヘッドハンターが2022年後半の「企業の中途採用活動」は活性化すると予想

2022年後半における企業の中途採用活動がどうなると思うか尋ねたところ、91.5%の人が「活性化する」または「どちらかといえば活性化する」と回答した。採用市場に活気が戻る中、中途採用を強化する企業が増えるとの予想だ。

直近1年間で増加した企業からの相談は「応募が集まらない」が83.2%で最多

1年前と比較して増加した企業からの相談内容を尋ねたところ、83.2%の人が「応募が集まらない」と回答し最多となった。昨年の回答は67.6%であったのに比べて15.6ポイント増加しており、人材不足が深刻化していることが伺える。

採用を成功させるために必要なことは「経営者の採用へのコミット」「現場との連携」「柔軟な働き方への対応」

ヘッドハンターにアフターコロナで採用を成功させる企業の特徴を尋ねたところ、「経営者が採用にコミットしている」や「現場(受け入れ部門)との連携ができている」という回答が多く集まった。人事だけではなく、経営層や現場の部署も主体的に採用活動に関わることが重要だ。

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今回の調査では、採用担当者の多くが「応募が集まらない」ことに課題を抱えていると分かった。転職市場は活性化しており、求職者からの応募を待つ従来型の採用方法では母集団形成が難しくなっている。自社が求める人材を採用するためには、ダイレクトリクルーティングのように能動的に実行する採用活動の必要性が高まっている。

調査概要

対象:ビズリーチに登録するヘッドハンター
調査期間:2022年4月18日~2022年4月24日
有効回答数:562

【参考記事】<ヘッドハンターにアンケート>企業からの相談、直近1年で最も増加したのは「応募が集まらない(83.2%)」