HR業界の営業マンが今さら誰にも聞けない「Indeedって何?」

最近、テレビCMなどでよく見かける「indeed(インディード)」。HR業界の営業の方なら名前は知っているでしょう。でもお客さまに「Indeedって何ですか?」と質問された時、自信を持って回答できますか。

                                                            

お客様は、HR業界の営業マンの方なら、「HR業界のこと何でも知ってるよね」と思います。営業マンは自社と全く関係のないことでも、HR業界のトレンドは知っておく必要があります。それが、お客様に信頼される営業マンになる近道ですからね。

今、お客様にIndeedについて質問された時、「回答できるかな?」と不安になった方!

この記事を読めば大丈夫!お客様に「Indeedって何?」と質問された時、自信を持って回答できるようになります。

この記事では、Indeedについてわかりやすく説明します!

Indeedとは?

Indeedとは、求人情報に特化した、分野特化型の検索エンジンです。

「求人検索エンジン」と呼ばれています。検索エンジンとは、GoogleやYahooのこと。調べたい単語を検索窓に入力すると、欲しい情報が手に入るのが検索エンジンですよね。

Indeedは、GoogleやYahooのように検索エンジンが求人情報に特化したバージョンということ。Indeedの検索窓に求職者が調べたい職種を入力すると、職種に関する求人情報が表示されます。

そのためリクナビNEXTやマイナビ転職のような、求人を検索する時の詳細設定は必要はありません。

Indeedには詳細設定をして検索する機能がありません。求職者が検索の時に入力する情報は、2つです。

  • キーワード(職種、会社名、仕事内容)
  • 勤務地

IndeedはリクナビNEXTやマイナビ転職の求人媒体とは、全くの別の仕組みになります。

Indeedの仕組み

それでは、Indeedの仕組みについて説明しますね。Indeedには「有料掲載」と「無料掲載」の2つがあります。求職者がキーワード入力して検索した検索結果が表示される画面には、有料または無料で掲載順位が変わります。GoogleやYahooの検索エンジンと同じ仕組みです。

有料掲載

有料掲載は、無料掲載にく比べ目立つ位置(上位)に表示されます。そのため、求職者が最初に目にする求人情報は、有料掲載されている求人です。Indeedの掲載費用は、運用型広告で、実際に求人がクリックされた数に応じて課金される仕組みです。上位に求人情報を表示をしたい場合は、追加で課金が必要になります。

他の求人媒体のように求人票の掲載料に対して料金が発生しないという点が、Indeed と他の求人媒体の違いです。

無料掲載

Indeedで無料掲載される方法は2つあります。

1つ目は、自社の求人情報をIndeedに直接掲載する方法です。

2つ目は、Indeedにはクローラーという仕組みが導入されています。クローラーとは、特定の情報をインターネット内で巡回して探し、見つける仕組みのことです。

Indeedの規定を満たす情報が掲載されている求人は、自動的にIndeedに掲載されます。

クローラーの仕組みを利用することで、掲載求人数が多いことがIndeedの強みです。

企業がIndeedを利用するメリットどデメリット

企業がIndeedを利用するメリットとデメリットについて説明します。

企業がIndeedを利用するメリット3つ

  • 無料で求人情報の掲載が可能
  • 運用型広告(成果型)のため、無採用コストを抑えられる
  • 利用者が多いため、応募が増える可能性が高い

企業がIndeedを利用するデメリット2つ

  • 無料掲載の場合、自社求人が目立たない
  • 上位表示させるために、広告運用の知識または費用が必要

まとめ:Indeedは「求人検索エンジン」

この記事では、Indeedについて説明しました!Indeedは、他の求人媒体とは全く異なるサービス。「求人検索エンジン」と覚えておいてくださいね。

当記事に書かれていることが説明ができれば、お客様の「Indeedは何?」という質問にも対応できるでしょう。

営業マンの方で、「もしかしてIndeedは、営業リストに使える?」って思った方はいませんか。

Indeedには、募集している求人情報が載せられているため、リストにしたい気持ちも理解できます。しかしIndeedを営業リストとして使用することはおすすめできません。

なぜならIndeedには、求人を無料で掲載できることから、採用コストをかけずに採用することを前提としている企業もあるからです。採用に予算を取っていない会社に営業することは、可能性がゼロではありませんが、今のHR業界が景気が良いことを考えると非効率と言えるでしょう。

営業リストを充実させたいと考えるなら求人媒体への広告出稿をデータ化した「HRogリスト」を利用してみてはいかがですか。

(八尋ハンナ)

HRogリスト-リーダーボードバナー729_90