【人材紹介キャリアアドバイザー必見】求職者の御用聞きにならない3つのポイント

人材派遣・人材紹介のキャリアアドバイザーでは求職者の対応に慣れてくると、いつの間にか相手の言いなりになってしまうことも。今回は求職者との関係性を築いた後、求職者の御用聞きにならない3つのポイントをご紹介します。

相手と仲良くなると会話もスムーズに進みますが、それだけだと御用聞きになってしまって採用にまで至らないことが多いです。とは言っても、相手の要望にどの程度まで応えればいいのか、というのはとても難しい問題です。

【参考記事】求職者に応募・内定してもらうためには?

そこで、御用聞きにならないための3つのポイントをさっそく見ていきましょう!

対等な関係性を崩さない

一人の人間として「対等な立場から真っ当な意見を言う姿勢」でいることが、求職者の満足度にも採用にも関係してきます。

つまりはキャリアアドバイザーとしてだけではなく、人としての信頼を得る必要があるという話です。人としての信頼を得られれば、採用決定後のやりとりもスムーズに行えるので良いことづくめです。

ですが、真っ当な意見を言うということは、違うと思った時に「それは違いますよ」と、求職者に伝える必要がでてきます。これが非常に難しいのです。

より良い関係性を築こうとしてありがちな失敗が、下手に出すぎることです。もちろん希望条件を聞き出すことは大切ですが、下手に出すぎると「この人はどんな話でも聞いてくれる」と思われてしまいます。

そうなってしまうと、求職者の口から出てくるのはもはや希望条件ではありません。全国のどこを探しても見つからないような、「理想と期待の入り交じったわがまま」を聞かなくてはならなくなってしまいます。

「わがままを言わせてしまう」のは「現実を見せられていない」ので、これはアドバイザー側の落ち度でもあるわけです。

優先順位の高い希望条件だけは必ず満たす努力をする

求職者の希望条件には必ず優先順位があります。ベストなのは「優先順位の上位2つ+耳より情報」を渡すことです。

多くの場合「希望条件の1つ目を満たしている求人」は、自分だけでも見つけられます。複数の条件を満たした上で先輩に聞いたり過去の採用情報を確認し、求人情報を見ているだけでは分からない「耳よりな情報」を渡すことで「自分で探すよりもプロに任せた方が良い」という考えを持ってもらえるようにしましょう。

例え希望通りの求人がなかったとしても、諦めるには早いです。「最終的には希望通りの条件を満たせる求人」を探すことにシフトしてみましょう。

例えば人事を希望している人がいたとします。いきなり人事になるのは難しいかもしれませんが、営業職から入って業務内容を身をもって知ることで、ゆくゆくは人事を目指すこともできますよね。

そうした提案をすることで「この人は本当に自分の希望を叶えようとしてくれている」と思ってもらえるかもしれません。希望条件を必ず満たす努力をする、というのはそういうことです。

意思決定は本人にさせる

「本人が決めるのなんか当たり前のことだろう」と思う方も多いと思いますが、実はそこに見えない落とし穴があります。

見えない落とし穴、それは「最終決断を下すことになった要因」です。例え採用が決まったとしても、求職者にはその採用をお断りして別の会社を探すという選択肢があるわけですよね。

その会社に行くかどうかを決めるのは本人であり、本人に合う会社かどうかは実際に出社してみないことには分かりません。

そこで焦ってしまい「この会社なら必ず◯◯さんに合いますよ!」「僕が知っている求人の中で一番お勧めです!」といったような、最終結論が「あなたがそこまで言うのなら」のみになってしまう発言で意思決定をさせてしまうと、想像と違った際に「言ってたことと違うじゃないか!」というクレームに発展してしまうわけです。

「ここが一番条件に近いと思うのですが、一応他の施設もいくつか見てから決めて下さい」

「◯◯さんに合うかどうかは、正直私が実際に働いているわけではないので分かりません。ですがそれはどの会社も一緒ですし、今回の会社は~」

といったような、あくまで情報を提示してその中から本人に選ばせる方法を用いて意思決定を促すと「自分と合うかどうかまでは流石に分からないしなぁ」「最終的に決めたのは自分だから」と、納得していただけるケースが多いです。

その結果として「ああ、あの人は正しい情報をくれて選ばせてくれたんだな」というプラスの印象で残ります。

また、このような魅力のある求人をスピード感を持って提示するためには、魅力ある求人リストを安定して確保する必要があります。求職者との関係性づくりと企業開拓とのバランスを考えながら、求職者の満足度を高めるために行動しましょう。

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    (HRog編集部)