ダイレクトリクルーティングの課題は「採用候補となる求職者を探すのに時間がかかる」が61.7%、レバレジーズ株式会社調査

採用の難易度が高まる中、候補者に直接アプローチできるダイレクトリクルーティングを活用する企業が増えている。

レバレジーズ株式会社は、同社が運営する新卒学生向けキャリア支援サービス「career ticket (キャリアチケット)」において、ダイレクトリクルーティングを利用したことのある新卒・中途採用担当者に実態調査を実施した。

調査結果は以下の通り。

ダイレクトリクルーティングを利用するメリットは「採用コストが安い」が51.2%

ダイレクトリクルーティングを利用するメリットを尋ねたところ、51.2%の人が「採用コストが安い」と回答し最多となった。次いで「自社の要件にぴったりあった人材を見つけられる」が43.3%、「沢山の候補者に会うことができる」が28.3%と続いた。

ダイレクトリクルーティングのデメリットは「採用候補となる求職者を探すのに時間がかかる」が最多

続いてダイレクトリクルーティングを利用する際のデメリットを尋ねたところ、61.7%の人が「採用候補となる求職者を探すのに時間がかかる」と回答した。続いて「スカウトの返信率が悪い」が55.0%、「採用候補となる求職者を十分な人数確保できない」が43.3%となった。採用活動にかかる時間や希望する候補者出会うことの難しさに課題を感じている採用担当者が多い。

ダイレクトリクルーティングでの採用実績がない企業は24.2%

年間でダイレクトリクルーティングを通して採用した人数を尋ねたところ、48.4%の人が「5名以下」と回答し最多となった。また「0名」が24.2%と続いており、採用実績のない企業も多い様子がうかがえる。

続いて全体の年間採用人数においてダイレクトリクルーティングによる採用人数が占めている割合を尋ねたところ、「1/4以下」と回答した人が67.7%で最多となった。

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今回の調査では、ダイレクトリクルーティングにコストなどのメリットを感じる採用担当者が多い一方で、実際には上手く活用できていない企業もいると分かった。特に自社に合った候補者探しにかかる時間に課題を感じる担当者が多く、効果的なターゲティングや運用を行えるような支援が重要となるだろう。

調査概要

調査対象:ダイレクトリクルーティングを利用しているもしくは過去に利用したことがある企業の、新卒採用もしくは中途採用を行っている採用担当者
調査年月:2023年3月20日~2023年3月28日
調査方法:webアンケート調査
回答者数:123人
調査主体:レバレジーズ株式会社

【参考記事】ダイレクトリクルーティングの課題は「時間対効果が低いこと」