「良い上司」に求められるスキルとは?部下が重視するポイントが意識調査によって明らかに!

株式会社タバネル(本社:大阪府)は、全国の直属の上司がいる20~59歳の会社員を対象に「上司についての意識調査」を実施しました。これにより、部下が「良い上司」だと考える「理想の上司像」が明らかになりました。

「良い上司」であると感じている部下は自分の仕事にもやりがいを感じている

自分の上司が「良い上司」であると考える人の割合を調べたところ、「あなたの上司は良い上司である」の質問に対し、「大いにあてはまる」が13.8%、「ややあてはまる」が35.0%という結果が明らかになりました。

「自分の仕事にやりがいを感じている」という質問に対し、「大いにあてはまる」又は「ややあてはまる」と回答した人の割合を見ると「大いに良い上司」と回答した人が66.7%、次いで「やや良い上司」が37.3%、「良い上司ではない」が31.8%と大きな差が出ました。

大多数の人が「大いにあてはまる」又は「ややあてはまる」と回答しており、良い上司の下で働けている人ほど、自分の仕事にもやりがいを感じていることが明らかになりました。

「良い上司」に求められるスキルは「部下の話を傾聴する」「指示や意見を明確にする」

「あなたの意見をあなたの上司は聞いてくれる」に対する調査結果を見ると、「大いに良い上司」と回答した人の96.1%、「良い上司ではない」と回答した人の27.5%が「大いにあてはまる」又は「ややあてはまる」と回答。その差68.6%となったことから、上司が部下の話を傾聴することも、良い上司のスキルとして重要視されていることが分かります。

また、「あなたの上司の指示は明確である」に対して「大いにあてはまる」「ややあてはまる」と回答した割合を見ると、「大いに良い上司」が96.1%、「良い上司ではない」が15.3%となり、80.8%の差が出ました。

同様に、「あなたの上司の意見、考えをあなたは理解している」の質問においても、67.4%の差が出る結果となり、同様の傾向が見られます。

今回の調査から「良い上司」に必要なスキルとして、部下の意見や考えを理解した上で、的確な指示を与えられることが求められていると分かりました。部下が、仕事にやりがいを感じながら仕事に取り組めるよう、上司としての行動や考えを見つめ直してみてはいかがでしょうか。

上司についての意識調査 概要

・調査対象: 日本全国の男女(職業「会社員」のうち「直属の上司がいる」との回答者)
・調査期間: 2019年8月8日~2019年8月15日
・調査方法: インターネット調査
・有効回答数:369[男性:189/女性:180][20代:98/30代:95/40代:88/50代:88]

【元記事URL】https://tabanel-japan.com/media-seminar/2654/