株式会社UZUZ、スカウト型採用サービス「ABABA(アババ)」運営の株式会社ABABAと事業提携

就活での失敗が原因でうつ病を発症したり、自殺してしまったりする就活生が後を絶たない。コロナ禍における求人倍率の低下や金銭的不安もあり、就活生のメンタルケアや就活のあり方の見直しが日本全体の課題になっている。

株式会社UZUZは、スカウト型採用サービス「ABABA(アババ)」を運営する株式会社ABABAと事業提携した。

「ABABA」とは、最終面接までしたものの採用できなかった学生を企業間で推薦しあう採用プラットフォームである。ABABAユーザー企業はお祈りメールにて学生へ「今後の就職活動を応援する」という旨でABABAへの登録を促し、学生が自己判断にて登録するとABABAのプラットフォーム上へ推薦される。

企業は競合他社の最終選考まで進んだ優秀な就活生にアプローチできるほか、お祈りメールにポジティブな意味を持たせ企業イメージの向上につなげられる。就活生は最終面接までの頑張りを次の選考に活かせ、特に推薦元企業の同業他社からのスカウトが見込める。

今回の提携によって、UZUZは契約している2,500社以上の企業に対して「ABABA」の利用を促進するためのプロモーションを実施する。また、UZUZが運営する就活サイトやYouTube、Twitterを閲覧している就活生ユーザーに対して同サービスを紹介し、最終面接での不採用に気持ちが落ち込む就活生に「次の就業チャンス」を提供する。

「お祈りメール」を推薦状にするこの取り組みが広まれば、就活生のストレスを軽減させそうだ。

【参考URL】「お祈りメール」を採用企業との出会いに繋げて、就活生の苦悩を軽減