【2022年11月度 HRog市場分析レポート】正社員・アルバイト・派遣の求人マーケット動向をチェック!

約100の求人情報ビッグデータから最短2クリックで簡単分析できる人材業界向け採用市場分析ツール『HRogチャート』を活用した「2022年11月度 HRog市場分析レポート」をお届けします。正社員・アルバイト・派遣それぞれの最新の求人動向や傾向を示す参考資料として、ぜひご活用ください。なおデータは全て目視で名寄せ済みで、重複のないものを用いています。

2022年11月度のマーケット別サマリ
  • 正社員マーケットでは、「公務員/団体職員」系職種で求人増。
  • アルバイトマーケットでは、「運輸/物流/配送/警備/作業/調査」系職種で前月比+22,487件。
  • 派遣マーケットでは、「紹介予定派遣」の求人増。

正社員マーケット

「公務員/団体職員」系職種で求人件数増加

2022年11月の正社員マーケットを前月と比較して調査したところ、「ホテル/旅館/ブライダル」系職種の出稿が増加率109%と増加していました。次いで「公務員/団体職員」と「映像/イベント/キャンペーン」が増加率108%と続いています。

「公務員/団体職員」職種における求人数を企業別に見てみると、前月から最も増加していたのは厚生労働省(+6件)でした。次に沼津市が2位、広島県公立大学法人と財務省が3位と続きます。

厚生労働省では即戦力人材確保の動き

厚生労働省が出している求人の詳細を見てみると、係長級職員を約45名採用する予定だと分かります。また応募条件は、職務経験を7~12年以上かつ事務職の職務経歴を1年以上持つ人材に限定しており、即戦力人材を求めている様子がうかがえます。

また厚生労働省のニュースを調べたところ、係長級だけではなく幹部候補となる課長補佐級職員の中途採用を独自に始めたことが分かりました。厚生労働省としては初の取り組みであり、人手不足の解消に向けて採用を強化しているようです。

アルバイト・パートマーケット

「運輸/物流/配送/警備/作業/調査」系職種で前月比+22,487件

2022年11月のアルバイトマーケットでは、前月比で「運輸/物流/配送/警備/作業/調査」系職種が22,487件増加し求人数を伸ばしました。次いで「販売/接客/サービス」系職種が14,192件増加、「飲食/フード」系職種が13,546件増加と続きます。

続いて「運輸/物流/配送/警備/作業/調査」系職種を詳しく調べたところ、中でも「軽作業」の求人件数が伸びていました。「軽作業」の求人件数を企業別に見たところ、前月比で「ヤマト運輸株式会社」が4,345件増加していました。

「ヤマト運輸社」では年末に向けた短期バイトの募集強化

続いてヤマト運輸社の求人詳細を見たところ、勤務期間が2ヶ月以内となる短期バイトの募集が2,500件近く増加していました。物流の需要が増加するクリスマスや年末に向けて人材確保を強化している様子がうかがえます。

一方でヤマト運輸社のIRを調べたところ、長期的には人員が減少する見込みとなっています。中期経営計画として「Oneヤマト2023」構造改革を掲げ、体制や組織など経営の仕組みを見直していくことが記載されています。特に作業(ターミナル内)領域においては、人員の役割や配置を見直し、適正化を推進します。今後の人員数は、2022年9月末から2023年3月末にかけて約3,700人減少する予測となっています。

派遣マーケット

「紹介予定派遣」の求人件数が増加

11月の派遣マーケットを調査したところ、「紹介予定派遣」の求人件数が増加していました。10月3日と11月7日の求人件数を比較すると、2,071件増加していることが分かります。

厚生労働省による「紹介予定派遣を活用した研修・就労支援事業」

「紹介予定派遣」の求人件数が増加している要因を調査したところ、厚生労働省が「紹介予定派遣を活用した研修・就労支援事業」を開始していたことが分かりました。同事業では、コロナ禍で離職を余儀なくされた労働者に対して研修や紹介予定派遣を利用した支援を行います。

また、同事業によって紹介予定派遣を受け入れた企業には奨励金が支給されたり、通常よりも派遣期間が短くなったりするなどの特徴があります。

続いて「紹介予定派遣を活用した研修・就労支援事業」に参画する派遣事業社の募集要項を調査しました。2022年6月末に募集サイトを公開し、同年10月1日に募集が終了し参画事業社が確定となっています。

アデコ株式会社やパーソルテンプスタッフ株式会社、株式会社パソナ、ランスタッド株式会社など41社が参画しています。

同事業に参画している企業において紹介予定派遣の求人件数を調査したところ、前月比で株式会社オープンループパートナーズが1,490件増加していました。次いでパーソルテンプスタッフ株式会社が490件増加、株式会社ウィルエージェンシーが418件増加と続いています。

厚生労働省が開始した事業によって、それぞれの事業社が紹介予定派遣に注力している様子がうかがえます。

求人マーケットを”語る”とは?

クライアントの役に立つことで、自分が選ばれる営業となることができます。そのためには求人マーケットの情報提供が重要です。ただ情報を提供するだけでなく、裏付けデータの深掘りで「根拠」を持って求人マーケットを”語る”ことで信頼性を向上できます。

また、商談で自信を持って提案するためには事前の準備が重要です。ここでは求人マーケットを”語る”ために必要な手順を紹介します。本記事も「HRogチャート」を使用し、同様の手順によって作成しています。

①データを集める:求人サイトや市場分析ツールからマーケット情報を収集
②データを編集する:Excelやスプレッドシートで集めたデータを調査
③データを深掘る:企業のIRやニュースを検索し、採用のニーズを探る
④データを可視化する:クライアントに提案できるようスライドや資料にまとめる

このようにデータから見える各社の求人動向とニュースやIR情報等を合わせることで、各企業の採用ニーズを探ることができます。またクライアントの採用競合となる企業の動きも情報として提供することで、営業として信頼される関係性を作れるのではないでしょうか。

ぜひ参考にして営業に役立ててくださいね!

参考:本レポートで使用したデータ元「HRogチャート」とは?

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