売れる営業マンへの道!「エンジニア経験者を正社員で採用」以外の方法を提案すべし

「売れる営業マンへの道! エンジニア採用の明暗を分けるのは”地道で長期的”な取り組み」で、エンジニア採用に必要な長期的施策をまとめました。とはいえすぐに採用したい企業も多いのも確か。今回は短期に取り組みができることを考えます!

フロッグでは、人材業界のための“求人”企業リスト『HRogリスト』をご提供しています。

未経験採用に取り組む

若手IT人材の採用支援サービス「TechAcademyキャリア」を運営する田上敏光氏は、「ポテンシャル採用を積極的に行う企業が増えている」と話します。これまでは経験者に絞って採用を行う企業が多かったですが、採用難易度が高まる今、未経験者を取り込んでいくことがポイントになりそうです。

また、男性のイメージが根深いことから、エンジニア職種をそもそもキャリアの選択肢に入れていない女性は多いもの。自身の理系の素養に気が付いていない女性は少なくないので、未経験の女性にアプローチを試みるのも有効です。

外国人人材に目を向ける

国内のIT人材の不足を受けて、外国人エンジニアへの注目が高まっています。他の職種と比べて、日本語ができなくてもプログラミングの仕事は成立するぶん、受け入れやすいのが特徴。日本語力にこだわり過ぎないことが採用をする上での一つのポイントです。

「社員」にこだわらない

”趣味がプログラミング”という人が多いエンジニア。せっかくなら副業で実務経験を積めみたいと考えるエンジニアに注目してみましょう。

担当企業が採用に苦戦しているのであれば、採用できるまでのつなぎとして副業ワーカーやフリーランスを提案してみてはいかがでしょうか。

また、人材の流動化が進む中で、退職後の社員「アルムナイ」にも注目が集まっています。サービスへの理解があり、企業カルチャーを共有している元社員は魅力的な人材。

引き続き案件の一部を担ってもらったり、アルムナイから人材を紹介してもらったりと、退職者との関係性を見直すことでできることもありそうです。

まとめ:「経験者を正社員で採用」以外の方法を探そう!

求人マーケットを瞬時に調査・分析できる「HRogチャート」で2017年の正社員求人市場のデータを見てみると、「ITエンジニア/IT系専門職」カテゴリーの掲載職種数は前年比123%となっています。

転職サイト『doda』の2018年4月転職求人倍率レポートによると、技術系(IT・通信)の求人倍率は、なんと6.15倍。1人のエンジニアを6社が取り合っている状況です。

経験者を正社員で採用する難易度が跳ね上がっていることを、まずはこういったデータと共にクライアントに伝えましょう。そして未経験者や外国人にターゲットを広げたり、副業ワーカーや業務委託など、働き方の幅を広げる提案をしたいところ。

人事に現状を伝え、採用市場の状況や企業の採用課題を気付かせるのも営業の役割。仮に運よく受注ができても、クライアントを採用成功に導けなければリピートは困難です。

世の中の動きやマーケット動向を踏まえた提案をすることが、成果を出し続けられる営業になるための近道! 長期的な戦略と、今回ご紹介した短期的な戦略、2つを組み合わせた提案を考えてみてはいかがでしょうか?

(HRog編集部)

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