
「クロージング」は営業活動でも受注の成否を決める大事なフェーズ。しかしアポ取得や商品説明は上手くできても、クロージングが苦手でなかなか受注までに至らないという人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は求人広告営業で使える求人広告データを使ったクロージングのテクニックをご紹介します。ぜひ試してみてくださいね。
なぜクロージングがうまくいかないのか?
求人広告データを使ったクロージングのテクニックをご紹介する前に、クロージングとはいったい何か考えてみましょう。
クロージングとは営業活動のなかでも「お客様に契約を決断してもらい、受注を確定させるフェーズのこと」です。
商品説明を行った後、お客様がすぐに「今すぐやりたいです。契約してください」と言うことはほとんどありません。「今は決められない」「検討して後ほど連絡します」というお客様がほとんどです。
ですので契約にたどり着くためには、営業マンのほうからお客様に対して背中を押してあげることが必要になります。
それではどうやったら、お客様の背中を押すことができるでしょうか? 一番簡単なクロージングの方法は、回答期限を設定することでお客様の決断を促す方法です。
とはいえ回答期限を一方的に決めるのはお客様の心証を害する可能性もあります。それを防ぐためには、求人広告データを使ってクロージングを行うのが有効です。
求人広告データを使ったクロージングとは?
回答期限を設定する際は、まずは「お客様がいつまでに人を採用したいか?」というお客様の目標と目標の期限を明確にします。
それをもとに「いつまでに人を採用したいか?」→「その日までに人を採用するためには、いつから掲載開始しなければならないか?」→「その日に掲載を開始するためにはいつまでに回答しなければならないのか?」と落とし込んで設定していきましょう。
一方でお客様の中には明確な目標の期限を持っていない方もいます。そんな方には過去の求人件数のデータを蓄積・分析することで、「いつから掲載を開始すべきか」をこちらから提示しましょう。
たとえば、具体的には以下のようなトークでクロージングしていくと良いでしょう。
「弊社が蓄積したデータによると、12月の第一週から徐々に求人数が増えて1月にピークを傾向にあります。」
「応募者を確保するために、求人数が増え始める少し前の11月の第三週までには掲載を開始しましょう。」
「そのためには11月第一週までにご回答をください。」
このように客観的な求人広告データを使ったクロージングをおこなえば押し売り感がないので、お客様も納得感を持って決断することができます。
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まとめ
今回は「求人広告営業で使える求人広告データを使ったクロージングのテクニック」をご紹介しました。営業活動の中でもクロージングが苦手という営業マンは多いもの。だからこそクロージングが売れる営業マンになれるかどうかの分かれ道になります。クロージングの際に過去の求人広告データを利用して、他の営業マンと差をつけましょう!
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