24卒ナビサイト・求人件数速報【掲載企業サンプルリスト無料プレゼント】

2023年3月1日、今年もマイナビ・リクナビ・キャリタスなどの2024卒（以下、24卒）ナビサイトがオープンしました。

コロナ禍の影響を受け大きく求人数が減少した22卒、マイナビを中心に回復傾向を見せた23卒を経て、今年の新卒採用動向はどうなっているのでしょうか。今回は24卒ナビサイトの求人件数を昨年と比較してお伝えします。

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24卒ナビサイトの利用状況は？

まずは前年となる2023年卒採用のナビサイトと比較して24卒ナビサイトの利用状況がどのように変化したのか見ていきましょう。

3日1日のナビサイトオープン時点での三大ナビサイト（リクナビ・マイナビ・キャリタス）のユニーク掲載社数は46,815社。前年と比較すると掲載社数は3,226社の増加（前年比107%）となりました。

ナビサイト別に掲載社数の推移を見てみると、リクナビ2024の3月1日時点の掲載社数は18,652社。前年から+5,129社（前年比138%）の大幅増となりました。2021年3月に『リクナビダイレクト』がサービス終了し、コロナ禍の影響もあって22卒では掲載社数が10,654件まで減少したリクナビですが、好調な回復を見せています。

マイナビ2024も前年から+1,717社（前年比106%）と増加しました。掲載社数は28,159件と3媒体のトップを維持し、21卒（24,914社）のときを上回る数となっています。

そしてキャリタスは3媒体中で唯一、掲載社数が減少しました。前年から-662件（前年比96%）と減少幅は小さいものの、21卒以降3年連続の減少となっています。

23卒採用から24卒採用でナビ利用動向はどう変わった？

次に、ナビサイトの利用状況別に企業を下記の4グループに分類。それぞれの企業グループの割合や特徴を調べました。

23卒から24卒にかけて、企業の利用状況はどのように変化しているのでしょうか？

3月1日のナビサイトオープン時点での比較では、23卒ナビサイトを利用していた企業のうち24卒ナビサイトの利用をやめた企業は9,635社、全体の22%でした。21卒（12,354社・24.3%）、22卒（18,075社・38%）と比較すると離脱率は下がっていると言えます。

また、「乗換」をする企業が増加しています。23卒から24卒にかけてナビサイトを乗り換えた企業は14,581社、全体の33%でした。21卒（10,975社・22%）、22卒（10,543社・22%）と比較すると全体に占める割合が高いことが分かります。多くの企業がナビサイトの利用自体は継続しつつ、利用するサイトを変えて試行錯誤しているようです。

24卒ナビサイトから新規で利用を始めた企業は12,861社と、増加傾向です。経済活動の回復と採用の活発化が反映される結果となりました。しかし20卒のユニーク掲載社数（50,803社）と比較するとまだ少なく、コロナショックによるものなのか、採用手法の変化にともなうナビ離れなのか、今後も注目していく必要があります。

まとめ

今回は23卒ナビサイトと24卒ナビサイトの求人データを比較し、ナビサイト利用状況の変化を調査しました。HRog編集部では新卒採用市場の動きを引き続き見ていきたいと思います。

おまけ

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