【大激震の21採用#01】2021卒の新卒ナビサイトを徹底調査。ナビ離れした企業は何社?

大激震・新卒採用マーケット 2021卒動向を徹底分析

新卒一括採用の見直しやリクナビ内定辞退率販売問題など、20卒では新卒採用のあり方が改めて問われました。また21卒はコロナウイルスの影響もあり、各社が感染拡大防止のためにイベント中止などの対応を迫られています。本特集ではそんな変化の真っ只中にある21卒の採用市場を徹底的に分析します。

今年も3月1日に2021卒(以下、21卒)のナビサイトがオープンしました。就活ルールの廃止や長期インターンシップの一般化など、新卒採用市場が変化している中、新卒ナビサイトの利用状況はどのように変化しているのでしょうか? HRog運営会社のゴーリストが収集しているHRogリストのデータを元に、HRog編集部が調査しました。

記事を最後までお読み頂いた方には、本調査で使用したナビサイト掲載企業リストをプレゼントしておりますので、ぜひご一読ください。

調査概要

調査対象媒体 :「リクナビ2020/2021」「マイナビ2020/2021」「キャリタス2020/2021」
調査対象期間 :2019年3月1日、2020年3月1日
※本調査では3月1日のナビサイトオープン時点で掲載されていた求人を収集・集計しています。
※「ユニーク社数」は法人単位で重複を省いた社数です。
※引用・参照の際は当ページのURL記載、またはリンク設定をお願いします。

2021卒の新卒ナビサイトの利用状況は?

それでは20卒採用から21卒採用にかけて、新卒3大ナビサイトの利用状況がどのように変化したかを見ていきましょう。

HRogリストのデータを元に作成
新卒ナビサイト利用状況トピック

・リクナビは掲載社数前年比割れ、マイナビ・キャリタスは堅調な伸びを見せる。
・マイナビがリクナビに掲載社数で逆転。
・3媒体ユニークで見ると掲載社数は-2,715社・前年比94%。ナビサイトを利用する企業は減少傾向に。

3月1日のナビサイトオープン時点でのリクナビ2021の掲載社数は23,952件。前年と比較すると掲載社数は6,574社の減少(前年比78%)となりました。昨年のリクナビ問題の影響を受けてか、大きく前年比割れを起こしています。

一方、マイナビ2021(掲載社数:25,104件・前年比105%)・キャリタス2021(掲載社数:16,632件・前年比105%)はそれぞれ掲載社数を伸ばしました。

また、21卒ナビサイト3媒体のユニーク掲載社数は48,088社。前年比で2,715社減少(前年比94%)。逆求人系の就活サービスやマッチングイベントなど、大手ナビサイトに掲載する以外の採用手法が多様化している背景もあり、ナビサイトの利用企業数は若干減っていることが分かります。

それでは20卒採用から21卒採用にかけて、ナビサイト利用企業はどのように入れ替わっているのでしょうか? 

20卒採用から21卒採用でナビ離れした企業は何社?

今回は20卒ナビサイトと21卒ナビサイトを比較、ナビサイトの利用状況別に企業を下記の4グループに分類。それぞれの企業グループの割合や特徴を調べました。

20卒から21卒にかけて増えたのはどの企業グループなのでしょうか? さっそく見ていきましょう。

HRogリストのデータを元に作成

※本調査では3月1日のナビサイトオープン時点で掲載されていた求人を収集・集計しています。

新卒ナビサイト利用状況の変化トピック

・20卒ナビサイトを使っていた企業のうちの約1/4(12,354社・24.3%)がナビ利用をやめている。
・21卒ナビサイト利用企業のうち、2020卒から引き続き同じナビサイトを利用している企業は全体の約6割(57.1%)にあたる27,474社。
・21卒採用から新たにナビサイトの利用をはじめた企業は9,639(20.0%)。前年比で新規利用企業数は減少傾向。

3月1日のナビサイトオープン時点での比較では、20卒ナビサイトを利用していた企業24.3%にあたる12,354社が21卒ナビサイトの利用を休止、いわゆる「ナビ離れ」を起こしていることが分かりました。

19卒から20卒にかけての利用休止企業数(8,091社)と比較してみても、20卒採用から21卒採用にかけて企業のナビ離れは加速、別の採用手法を検討していると言えます。

一方で、新たにナビサイトの利用をはじめた企業は9,639社でした。19卒から20卒にかけての新規利用企業数(13,631社)と比較しても、21卒採用では各社が新規開拓に苦戦した様子がうかがえます。

また、21卒ナビサイト利用企業のうち、20卒から引き続き同じナビサイトを利用している企業は全体の57.1%にあたる27,474社でした。20卒・21卒ともにナビサイトを利用している企業を見ると、媒体間の乗換は減少傾向で、20卒・21卒で引き続き同じ媒体を使っている企業が多いようです。

それでは各企業グループの特徴はどのようなものなのでしょうか?

ナビ利用企業の特徴は?

ナビサイト利用が多いのは「医療/医薬/バイオ/化粧品」業種

HRogリストのデータを元に作成

業種別に見ると、ナビサイトを一番利用している業種は医療法人や介護福祉施設などを含む「医療/医薬/バイオ/化粧品」業種であることが分かりました。2020年1月度のマンスリーレポートでも医療・福祉系職種は求人件数が前年比126%と、医療・福祉系の業界を中心に人手不足が深刻化していることがうかがえます。

その次に「住宅/不動産/建設/土木」業種、「IT/web/ゲーム/通信」業種が続きます。

「ナビ離れ」企業の67%が従業員数100人以下

HRogリストのデータを元に作成

※空欄またはデータ取得できなかった求人は集計対象から除外しています。

従業員別に見ると、ナビ利用企業の従業員数は100人~300人未満のところが多いことが分かりました。一方で離脱企業の67%が従業員数100人未満の規模の企業であり、中小~中堅規模の企業を中心にナビ離れが進んでいることがうかがえます。

採用人数10名以下の企業が77%

HRogリストのデータを元に作成

※空欄またはデータ取得できなかった求人は集計対象から除外しています。

採用人数で見ると、ナビサイトを利用している企業の77%は採用人数10名以下であることが分かりました。ナビサイトを使って、新卒を31名以上採用する企業は全体の6%に留まっています。

ナビを続けて利用している約5割が資本金5000万円以上

HRogリストのデータを元に作成

※空欄またはデータ取得できなかった求人は集計対象から除外しています。

グラフを見ると、ナビ掲載企業のボリュームゾーンは1000万円以上5000万円未満であることが分かります。一方で乗換・継続企業を見てみると資本金は5000万円以上の企業がそれぞれ54%・46%でした。新卒に投資をする余裕がある、資本力の強い会社がナビサイトを続けて利用しているようです。

まとめ

今回はグランドオープン時の20卒ナビサイトと21卒ナビサイトの求人データを比較を通じて、新卒採用市場がどのように変化しつつあるか調査しました。

20卒から21卒ナビサイト利用状況の変化まとめ

・3媒体ユニークで見ると掲載社数は-2,715社・前年比94%。ナビサイトを利用する企業は減少傾向に。
・昨年ナビを使っていた企業のうちの12,354社(24.3%)がナビ利用をやめている。
・ナビサイト利用が多いのは「医療/医薬/バイオ/化粧品」業種。

コロナウイルスの影響で合同企業説明会の中止が相次ぐなど、21卒採用はもうすでに新卒採用市場に大きな変化が起こりつつあります。HRog編集部ではそんな変化するマーケットの最前線を引き続き追いかけていきます。

おまけ

今回、本記事で利用した企業ごとのナビサイト利用状況データを実社名付きで無料でプレゼントしております。ご興味のある方は下記からお気軽にダウンロードしてください。

【無料】新卒系媒体出稿状況まとめリスト  プレゼント

集計対象媒体 :「リクナビ2020/2021」「マイナビ2020/2021」「キャリタス2020/2021」
集計対象期間 :2019年3月1日、2020年3月1日
閲覧可能データ:社名、郵便番号、本社住所、電話番号、企業URL、業種、事業内容、従業員数、売上高、資本金、設立年、勤務地、仕事内容、採用予定人数、広告プラン、各社ナビサイトの掲載有無 など

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